愛図~言葉なんていらない~
ベッドに下ろされ、押し倒された。
「名前って…」
「もうそろそろ呼べよ」
「恥ずかしいよ…」
「呼ぶなら、記念日にプレゼントやる」
「え、ほんとっ?」
プレゼントに反応したあたしを見て、彼はとろけるような甘い笑顔をくれた。
「利樹、好き…」
頭は利樹いっぱいで、何も考えられない。
ううん、考えたくない。
言葉なんてなくても、
利樹の温もりが
利樹の瞳が
利樹の笑顔が
好きだって言ってくれてる。
私には分かるよ。
だって、誰よりも利樹が好きだから。