意地悪な先輩〜バレー部の二人の王子〜
「そんなのダメよ!」
お兄ちゃんの西高はすごく強い。今年の春高バレーには、惜しくも予選大会の決勝で負けて出られなかったけど、間違いなく県で一二を争う実力だ。
一方、うちの高校の男子は、今まで名前を聞いた事もない。女子は全国に知れ渡った名門校なのに。
「先輩、やめて。お兄ちゃんの高校になんて、勝てるわけないよ」
「そんな事、やってみないと分からないじゃないか?」
「分かってるよ」
「おまえなあ…」
「よし、乗った。試合は今度の土曜日でいいか?」
「いいでしょう」
「ちょ、ちょっと待ってよ、二人とも…」
「恵。男には大切な何かを賭けて、勝負に出なきゃいけない時があるんだ」
「そうだぞ、メグ。これは男同士の真剣勝負なんだ。女は黙って見届けておけ。ふっふっふ」
お兄ちゃんの西高はすごく強い。今年の春高バレーには、惜しくも予選大会の決勝で負けて出られなかったけど、間違いなく県で一二を争う実力だ。
一方、うちの高校の男子は、今まで名前を聞いた事もない。女子は全国に知れ渡った名門校なのに。
「先輩、やめて。お兄ちゃんの高校になんて、勝てるわけないよ」
「そんな事、やってみないと分からないじゃないか?」
「分かってるよ」
「おまえなあ…」
「よし、乗った。試合は今度の土曜日でいいか?」
「いいでしょう」
「ちょ、ちょっと待ってよ、二人とも…」
「恵。男には大切な何かを賭けて、勝負に出なきゃいけない時があるんだ」
「そうだぞ、メグ。これは男同士の真剣勝負なんだ。女は黙って見届けておけ。ふっふっふ」