ずっといっしょ
なんで、いつもいっしょにいる瞬也に、嬉しかったり、愛しかったりするのだろう……。

「おとぉ〜?」
瞬也は、私の顔を抱きついた状態で、のぞきこんだ。
…………すごく顔がちかい。

「うわ! おと、顔がすごく赤いぞ!」

あんたの顔がちかいからだって!

「ん〜。熱は、ないみたいだけど…。」

瞬也は私のおでこに自分のおでこをつけてきた。
「………瞬也。
顔ちかいから……。」
「へ?…あ、ごご、ごごめん!」

瞬也は、私から離れて、顔を赤く染めていた。
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