麻痺恋愛



八城は日本画だから…



「いた!八城ーっ!」



「……………」



無視?!
って制作中か…



「…………」



八城はすごい綺麗に絵を描いてた。すごい……綺麗。



「………はぁ」



「八城すごいね!天才?すっごい綺麗な絵!」



「っ!!!あ、あゆみ?!」



八城はすごくビックリしたみたいで、絵の具をひっくり返していた。



「大丈夫?焦りすぎ。そんなしてたら絵、汚れるよ…」



「あ…うん。そうだった…」



はは、と笑いながら絵の具をふく八城は可愛い。
なんか放っておけない…
って和みにきたんじゃなかった!!


「話ってなに?」



単刀直入に私は聞いた。




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