CALL =フィヨルド=
「……………。」
「どうした?フィヨルド。俺らも行かないのか?」
「いや…、並んでまで行く必要あるかなって…」
「……?」
何かを考えるフィヨルド、それを代弁するようにハンスが口を開いた。
「フィヨルドの言う通りだな。今行く必要は無い。」
「なんで?」
「よく考えたら分かるけど、10枚の札、9人を無敗で倒すなんて効率悪いし、途中で負けたりしたら情けないだろ?」
「うんうん。」
「真っ先に入ったやつは、その自信があるか、『待ち伏せ』タイプのレジェンドだろうよ。大体が後者だろうけど、逆に待ち伏せ対策の能力を持ったやつも混じってるかもな…
並んで入るってのは『待ち伏せに引っかかる順番待ち』みたいなもんだ。
この試験には終了時間制限こそあるが、開始時間制限は無いに等しい。
なら、後から入って3~4枚持ったやつを2~3人倒す方がよくない?」
「でも、何枚か持ってるやつは強いってことじゃん…」
「それは1~2枚持ってても一緒。どうせ強くないと勝ち残れないんだから。」
「それは、そうだけど…。フィヨルドも同じ考え?」
「ん?いや俺は、連戦して疲れてるやつを叩く方が楽かなっと思って…」
意外とあくどい考えだった。
「あっはっはっは!確かにそうだな。おもしろいやつだな。とにかく、入るなら、列が無くなって1時間ぐらいしてからがいいと思うんだ。」
「うん。俺もそう思う。」
「う~…分かったよ。」
どうやらすごい行きたかったらしい…
「どうした?フィヨルド。俺らも行かないのか?」
「いや…、並んでまで行く必要あるかなって…」
「……?」
何かを考えるフィヨルド、それを代弁するようにハンスが口を開いた。
「フィヨルドの言う通りだな。今行く必要は無い。」
「なんで?」
「よく考えたら分かるけど、10枚の札、9人を無敗で倒すなんて効率悪いし、途中で負けたりしたら情けないだろ?」
「うんうん。」
「真っ先に入ったやつは、その自信があるか、『待ち伏せ』タイプのレジェンドだろうよ。大体が後者だろうけど、逆に待ち伏せ対策の能力を持ったやつも混じってるかもな…
並んで入るってのは『待ち伏せに引っかかる順番待ち』みたいなもんだ。
この試験には終了時間制限こそあるが、開始時間制限は無いに等しい。
なら、後から入って3~4枚持ったやつを2~3人倒す方がよくない?」
「でも、何枚か持ってるやつは強いってことじゃん…」
「それは1~2枚持ってても一緒。どうせ強くないと勝ち残れないんだから。」
「それは、そうだけど…。フィヨルドも同じ考え?」
「ん?いや俺は、連戦して疲れてるやつを叩く方が楽かなっと思って…」
意外とあくどい考えだった。
「あっはっはっは!確かにそうだな。おもしろいやつだな。とにかく、入るなら、列が無くなって1時間ぐらいしてからがいいと思うんだ。」
「うん。俺もそう思う。」
「う~…分かったよ。」
どうやらすごい行きたかったらしい…

