小春日和

紗乃ちゃんと会長が帰ってから少しして私も帰ることにした。

太陽がだいぶ傾いていて空がオレンジに輝いていた。
時計を見ると四時半を少しまわっていた。
最近少し涼しくなってきた風が気持ちいい。

学校を出て五分ほどのところにあるバス停からバスに乗って4つ目のバス停で降りる。
そこから七分くらいのところに私の家がある。

「ただいま」

言っても返事がないことは分かっていた。
お父さんはまだ仕事だし、お母さんはきっと日和の家にいる。
私の家と日和の家はお向かいさんだから親同士も仲がいい。

部屋に入って制服を着替える。

リビングに戻るとソファに座って昨日買った本を読み始めた。


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