涙の数だけ幸せになれる

幸せになれよ

駅に俺は早く来てしまった。
今から龍達と合流して祭りにいくのだ。

そんな時俺は聖羅を見つけてしまった。
いつもどうりちょっと短い髪をして可愛い服を来ていた。
私服…かわいい…
そう思ったのはつかの間だった。

龍達が来た。
だけどまだ一人来てなかったから俺達は待っていた。

すると美人の詩織とか言う子と伸哉が来た。
3人は笑いながら挨拶をしている。
この時俺は一番見たくなかった光景を目にしたのだ……

──恭平の腕に絡み付く聖羅。
一番見たくなかった…


その後も聖羅は恭平とベタベタ──…。
俺は辛かった。
好きな女が違う男とベタベタしている──。

その日の夜。
俺は決意したんだ。

聖羅が幸せになれるなら俺は聖羅を諦める。

聖羅───
幸せになれよ?
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