悪魔に恋した私。



「どっ…どうして…?どこにいたの?」



驚きの余り涙が引っ込んだ。



「どこにってコンビニ行って来ただけだけど?」




って右手にはビニール袋が握られている





「で?

奈々佳ちゃんは何で泣いてるの?」





「っ……うぅ…」




思わず立ち上がってポチに抱き付いた。



いつもの私なら絶対こんなことしないけど




「…っ怖かっ……た…」




そう、怖かったの




凄く凄く怖かった




「俺状況がわかんないんだけど(笑)?」





< 255 / 351 >

この作品をシェア

pagetop