T氏の哀愁【学園珍国物語・番外】
ついに、長嘆息をもらすと、二人の鋭い視線にさらされた。



「自分らが仲ええのは、ようわかったから」



「……………………」



「お前、からかったのか?」



「今更、何ゆうてんねん」



「………………」



真実を告げると、あっという間に二対一になる。


つまりは、こうだ。
< 7 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop