Promise at Christmas
「でも…未来、好きな人いるって言ってなかった?」

「愁君との約束、今日断ったんだ」

不安な気持ちで聞いた俺に、未来は言われてたった今思い出したかのように答える。


「好きだったんだよね?」

「好き…だったよ。2日前までは」

「2日前?」

「そうだよ。だって仕方ないでしょ。昨日から遥ちゃんの顔が頭から離れないんだもん!」

言って恥ずかしくなったのか、未来は顔を赤らめ俯いた。



そんな彼女を見て、

愛しくて…

大切で…


でも胸がぎゅっと締め付けられるような思い。



「未来、好きだよ。ほんとに好き」

好きという言葉に心の想い一杯を込めて、祈るように捧げる。


「さっきも聞いたよっ。あたしも遥ちゃん大好きだよ」

彼女は照れ笑いをして、いつもの明るい笑顔を見せてくれた。


優しく抱き締めて、抱き締め返されて。

想い出の詰まったこのツリーの下で再びキスを交わした。
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