ウルヴォーグ
「だからね、あさのニュースで何かの極秘施設だったとこが公にその存在を知らされたわけなんだけどね、いくら発表が政府のお偉いさんだったとしても意味の理解できない今まで国民を騙していましたよ的発言されたらあまりにも胡散臭過ぎて大抵信じないんじゃないのかなと思うの、だから今回の発言もみんな休み時間の暇潰しのネタにしか使わないんでしょ。」

ですよねっと頷きつつ意味ありげに視線を中洲に送る、自分が有利になった時の光部の癖だ。
こんなのんびりとする日々があとどれだけ続けられるのか。
そう長くないかもしれないなんて誰も思っていない。

~某組織極秘作戦室~

「しかし今回のコレに意味があるのか??」

見た目は20代ぐらいだろう、ニット帽を深くかぶりめが見えてるかもわからない状態の男だ服装は黒のタンクトップに黒のスーツのズボンと言う変な格好だ。

「まぁ怪しまれないためだ、いくら政府の組織と言えどその雇う人間をさっと決めては最初から決めてるなら発表自体無駄なんじゃないかっと」

こちらも20代ぐらいだろうしかし後半っぐらいだからこちらの方が年上だ、格好は白のジーンズにぴっちぴちのTシャツこちらもどこか微妙なセンス。

「発表したからって、最初からその人間選ぶんだって決まってるなら、時間の無駄よしかも雇ったって言わなければばれないものじゃない。」

まだ10代出はないのかと思うほど若い女性モコモコとしたものがたくさんついたワンピースを来ている。
この組織は比較的若いやつが幹部らしい。

「だが嘘はいずれにせよバレるものだ、それがばれれば国民から反感を食らうそれは避けたい自体だ。」

「でも嘘のオーディションってバレても反感食らうんじゃないわけ??」

「だな、そりゃ多少は何もなく採用するよりかはましだけど結果は同じだと思うんだが??」

ごもっともだ、何もない採用、嘘のオーディションによる採用どちらも国民から反感食らう要因となる、そうだなっとTシャツが答える

「だがオーディションを行うことにより最初は決めていたのだけれど、他にも可能性をみいだそうとしたっとも受け取れる、少しは軽くなる、あとあの人がテレビであんな発表してしまった以上今頃やめては余計怪しまれる、仕方ないことだ。」

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