儲かりまッか!?
なんとなくソワソワフワフワした空気になる。



「あのさ…」「あの…」



2人で空気に耐えられなくなって
同時に声を出した瞬間。




部屋の電気が消えた。



「きゃあ!?」
「なんや、停電!?」
「わ、わたし電源みてきま…」
「ちょ、下手に動いたらあかん!」



真っ暗な中動こうとした私は案の定つまづいて…

その気配に気づいた西野さんが私の腕を掴んで




2人一緒に盛大に転んだ




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