白虎連合Ⅱ
皆の視線を感じる。
龍が心配そうに私を見上げている。
私は今、英寿くんを困らせている。
「…わかりました」
聞こえるか聞こえないか、というぐらいに小さな声。
目線は下。
顔を見てしまっては決心がつけられない。
「今、まで…ご指導ありがとう、ございました」
涙混じりの言葉が、ちゃんと英寿くんに届いたかは分からないけれど。
本当は全然納得していない。
本当は辞めて欲しくない。
けど確かに私は依存をしすぎていた。
「お疲れ様、です」
ならばこれは、けじめ。
.