人魚と海賊の恋物語   ~恋歌~
(私ー…どうなっちゃうんだろ…)

何時間たったのか…
ルカは1人、これからどうなってしまうのか…不安でいっぱいだった。


カチャ

(ロイ…?)

部屋に入ってきたのはロイ。

「これ食っとけ。腹減んだろ」


ルカは、食事を渡されたが、当然、食べる気が起きずー…


そんなルカを見たロイは…

「言っとくけどなぁ?あいつらだって、オレらと同じだ。」

(えっ…?)

「あんたみたいなの、珍しいからな?…とりあえず側に置いとけば…後からどうにでも利用できる。海賊なんて、そんなもんだぞ?」


(…うそだよー…っ)


ユウリたちがー…そんな風に思ってるハズないもんっ…

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