恋の勉強
私はいつも通りの時間に
いつも通りの道を通る。
ここを一緒に奏くんと
通りたい。
ふとそんなことを考えていると…
「あ〜小方奏でしょ??」
奏くんを話題にしていたのは
私の前にいる3年の女の先輩が二人。
私は黙って二人の先輩の話を聞いてみた。
「小方って軽いんでしょ〜!?」
どきっ…
またその噂かぁ…
「それが!なんか違うらしいよ?」
「なんで!?」
「軽いってデマだったらしい…」
「でも私彼女ができてから
一途になったってのは聞いた!」
え…奏くんまた新しい彼女できたの??
「じゃあやっぱ小方って
意外と一途なのかもね。
噂もウソなんじゃない??」
「でもその彼女と入学式に付き合って
1日で別れたらしーよ。
やっぱ軽いんじゃない??」
あれ…
それ私だ…。
「ないない!なんか小方の家と
彼女の家全く正反対なのに
彼女の家まで送ったらしいよ!」
え…???
奏くんの家が反対方向?
奏くん家近いって言ってたのに…。
まだ二人の先輩は話してるけど
そんなのも耳に入らない。
そんな話を聞いて
また奏くんのことを
好きになってしまった…