紫の音色♪
「だね~!私たちは運命共同体ってわけよ」
佳代とは小学校からの親友。
同じクラスになったのは小学5年のときだけ。
それでもこの関係が続いてるのって凄い事だと思う。
私たちはいつもと変わらない会話を交わして教室に向かった。
1年7組・・・
「なぁんか緊張してきたぁ!!」
ドアの前で足踏みを始めた佳代。
行動も昔から変わらないなぁ・・・
緊張すると足が動くんだよね、この子。
「ちょっと何笑ってんの!?」
「え、笑ってた?」
「完璧笑ってたからぁ」
佳代の昔からの幼い行動が今も続いてると思うと、
自然と笑いがこみ上げて来るんだよ。
「んまぁいいじゃん!とりあえず入ろうよ」
納得いかないと言わんばかりの佳代の顔。
それを私は笑顔でスルーしてドアを開けた。
入った瞬間、静まった空気に包まれた。
・・・まぁ高校初日ですし?
初日から騒がしい方がおかしいかもだけど・・・
「うわっ何でこんなシーンとしてんの!?」
空気が読めない佳代はクラスに響き渡る大きな声で
言ってはいけない部類に入る言葉を言ってしまった。
「ちょっと佳代!」
私は小声で言い、軽くつねった。
痛そうな表情を浮かべたのを確認し、集まったみんなの視線に笑顔で会釈。
初日から気まずい雰囲気作りやがって・・・・
ためいきをついて教卓に置いてある座席表の元へ佳代の手を引いていった。
佳代とは小学校からの親友。
同じクラスになったのは小学5年のときだけ。
それでもこの関係が続いてるのって凄い事だと思う。
私たちはいつもと変わらない会話を交わして教室に向かった。
1年7組・・・
「なぁんか緊張してきたぁ!!」
ドアの前で足踏みを始めた佳代。
行動も昔から変わらないなぁ・・・
緊張すると足が動くんだよね、この子。
「ちょっと何笑ってんの!?」
「え、笑ってた?」
「完璧笑ってたからぁ」
佳代の昔からの幼い行動が今も続いてると思うと、
自然と笑いがこみ上げて来るんだよ。
「んまぁいいじゃん!とりあえず入ろうよ」
納得いかないと言わんばかりの佳代の顔。
それを私は笑顔でスルーしてドアを開けた。
入った瞬間、静まった空気に包まれた。
・・・まぁ高校初日ですし?
初日から騒がしい方がおかしいかもだけど・・・
「うわっ何でこんなシーンとしてんの!?」
空気が読めない佳代はクラスに響き渡る大きな声で
言ってはいけない部類に入る言葉を言ってしまった。
「ちょっと佳代!」
私は小声で言い、軽くつねった。
痛そうな表情を浮かべたのを確認し、集まったみんなの視線に笑顔で会釈。
初日から気まずい雰囲気作りやがって・・・・
ためいきをついて教卓に置いてある座席表の元へ佳代の手を引いていった。