恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「そんなのっ……」


首筋に当麻くんの舌先を感じ、


……危うくプレゼントを落としそうになった。


けど、そこは当麻くん。


キスしながらも、いつの間にか私の手からアクセサリーを絡め取っていた。


当麻くんは首へのキスをやめ、私の正面に顔を持ってくる。


「今日は? 何時まで……出かけてられんの?」


「当麻くんが、送ってくれるまで」


ウチは特に門限はないんだけど、当麻くんは一応気にしてくれてる。


お家にご両親がいなくっても、『泊まってけよ』って安易に言ったりしないんだ。


だからウチのお母さんも当麻くんを信用してるってのもある。


「じゃ、まだ当分帰れねーな」


「……んっ」


当麻くんの顔が近付き、今日初めての唇へのキス。



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