恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「こら~! こんな所でイチャイチャしないもん。人、たくさんいるし……」


「いるけど、みんな自分らのコトで忙しーって」


まぁね。周りのカップルは、鶴くんたちが帰ってから


静かにしゃべってたり、キスしてたり、色々。


確かに、こっちを見てる人はもう誰もいない。


「それより、早くこれ、つけていい?」


「いいけどなー、ずっとこーいう体勢でいんのも悪くないかなーってな」


そう言って当麻くんは、私の首に吸い付いてきた。


うわっ、ダメ。


思わず手からアクセサリーを手放しそうになる。


「きゃっ、落としちゃうよぉ」


「んじゃ、耐久戦する? さやがそれ落とすのが早いか、オレが……さやを落とすのが早いか」



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