恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「ダメ……んっ」


ダメって言おうとすると、開いた唇に当麻くんの唇が、そっと重なった。


優しく、優しく…太ももを通る当麻くんの指にゾクッとする。


「さや、足開いて」


「えっ、ヤダ……」


当麻くんは私を見て、ククッと笑っている。


「さやは、足も弱いよな。首も耳も、全部弱いけどな」


意地悪そうな顔で私を見下ろし、嬉しそうな当麻くん。


「だって、当麻くんの触り方がエッチなんだもん」


「オレのせいか? じゃあ、他のヤツにされたら、こうはならね~んだ?」


「他の……って、他の人にはこんなことされないよ 」


「だよな。もし変な男に襲われても、そいつのキスがうまいからって受け入れんなよ?」


「何言ってんの? そんなことあるわけないし!」


当麻くんの顔に手をやると、すごく切なそうな表情で見つめられた。



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