恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「今日、月から連絡あったとき、マジでびびってさ……」


「え?」


「いつかこんなコトになるんじゃないかって、恐れてはいたんだけどな」


「なんの話?」


月ちゃんが当麻くんを呼び出した理由なんて、もうすっかり忘れてたよ。


そういえば、『男につけられてる』って、言ってたんだった。


「オレと対抗してるグループのヤツらがさ、さや狙ってなんかしないかって……

そういう不安がいつもつきまとう」


当麻くんはそう言って、私の額をそっと撫でた。


「そんな、大丈夫だよ。だって、当麻くん……無敵だもん。

私にそんなことする人がいたら、当麻くんが黙っちゃいないって、みんな知ってるし」


「……まあな。よくわかってんな」


安心した表情を見せる当麻くんに、そっと手を伸ばす。


「うん。それにね……」



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