恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「私の彼氏は、ずっと当麻くんだけだから。

これから先、ずっと……一緒にいてね?」


私が微笑むのと合わせて、当麻くんの表情も和らいだ。


「……あぁ」


いつもなら、『当然だ』とか言ってきそうなのに、


今日の当麻くんは、なんだか素直。


「ねぇ、アクセサリーつけてあげる」


当麻くんの顔が近くにあって、首のうしろに手がすぐに届くから、アクセサリーもつけやすいよね。


「マジ? じゃ、コレ」


当麻くんは、片手に持っていたアクセサリーを、いきなり私の胸元に置いた。


「きゃっ、冷たい! 当麻くん、どこに置いてるの~っ!?」


冷たい感触と共に、胸元に滑り込んでいくアクセサリー。


「しまった。手が滑ったな……。

じゃあ、今から口で取っていい?」


ニヤリと笑う当麻くん。



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