恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
それに、これから何度もないっていうことは、


今回のお泊りは、“特別”なんだよね。


かなり先の話だけど、クリスマスも一緒にいたいなーって思っちゃう。


きっとまた難関が待ちうけてるんだろーけど。


「さやの親にも……挨拶しとくか?」


「えぇっ!? そっ、そんな。お母さんには……月ちゃんちに泊まるって、言う。

さすがに、反対されそうだし」


「……だよなぁ。ホントはさ、コソコソしたくねーし、さやの親にもちゃんと了解を得たいんだけどな」


「ありがと。嬉しい……けど、やっぱり言ったら反対されそうだから」


「そうか?」


当麻くんは納得いかないような表情で私を見つめる。


「うん。高校卒業するまでは。卒業したら……一緒に住むんだよね?」


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