メイドの彼氏はお坊ちゃま!?
「華チャン~!!! 久しぶり~♪♪」

「幸サン、久しぶり~!!」


は!!? 華って…お袋の知り合いなのか!?


「大きくなったわね~♪」

「そりゃそうだよ~☆だって私達、最後に会ったの3年前だよ~?」

「そうね~♪ フフフッ♪」


なんか…めっちゃ話弾んでるし…どーなってんだよ?!
意外すぎるし…。


「じゃぁ、私もう行くから♪ 華チャン、元気でね~☆」

「バイバ~イ♪」


嵐が去ったかのように静かになった。


「あっ、優!!? 華チャンに手ぇ出すんじゃないわよ!?
分かったわね!!?」

「分あってるよ。」

「絶対だからね!?」

「はいはい。」


今度こそ出て行ったお袋。


「お前ら、知り合い?」

「うん。元々は私の母の知り合いなの。
見た時、一瞬分からなかったけど…すぐに分かった。
そのくらい、昔は、仲良かったの。」

「そう。で、さっき言ってた話なんだけど…。」

「あぁ、うん。何?」

「今日から、お前は俺と一緒にこの部屋に住むんだとよ。」

「はい?」

「まぁ、ココならベットも2つあるし、風呂も2つあるし…。平気だろ。」

「イヤ、そっちじゃなくて…。」


って真っ赤になる華。

ん? コイツ何考えてんだ? もしや…
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