メイドの彼氏はお坊ちゃま!?

「俺、お前には興味無いから。」

「はぁ?」

「だから、襲ったりとかは無いって事。」

「そっそんなの分かってるし!」

「何?もしかして襲ってほしかった?」

「そんなわけないでしょッ!!」


そんなにムキにならなくてもよくね?


にしても、華っておもしろいな。ってか、変わってる??

普通の女なら俺に惚れてキャーキャー騒ぎ始めるからな。
ま、俺も楽でイイけどな。


「明日、学校あるな。」

「あ、そっか。明日、月曜日か。」

「お前、明日からこっちの学校だぞ。」

「あぁ、そっか!!　じゃぁ明日に備えて早く寝なきゃ。
優、早く寝よッ!　優も寝てくれないと電気消せないんだからさ。」

「お前、本当に俺のメイドかよ。」

「メイドだよ。メイドだから早く寝るように言ってるじゃん。」

「分かったよ、寝ればイイんだろ?」

「って…私達まだお風呂入って無いじゃん。」

「お前…むちゃくちゃ。」

「イイのッ!!!」


ったく…騒がしいな。
でもまぁ、暇にならなくてイイけどな。

明日から楽しくなりそうだな。