空き瓶ロマンス



(無様だっ……!)



俺は、思わず鏡を壁から外し、テーブルに伏せた。


そんな事をしても、顔の火照りは変わらない。


むしろ、余計ひどくなっている気がする。



「………っ!」



きとんとした返事が出来そうになかったので、



メールは明日送ることにした。




< 402 / 891 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop