空き瓶ロマンス


『いつなら会えるか』


その問いに、すぐに答えたかった。



いや、すぐに会いたかった、と言った方が良いのかもしれない。



だが、不規則なこの仕事では、そうもいかない。



ましてや自分は、時間になるとさっさと帰ってしまう他の教師の尻拭いまでしている。


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