夏休みの勉強は『運命の出会い』

私がスクールに来る必要がないと。

その通り。私はある程度PC使えてむしろプレゼンは好きな方。

なかなか鋭い子なんだとますます好きになりました。


――…ああ、ならどうして通ったかって?

外回りでここの教室に来ていたんですよ、本社勤務になっても引き継ぎの関係で。

そうしたらスクールに申し込む里沙さんを見かけて―――

はい、通う必要はないけれど一目惚れをしてしまって柄になく…。




里沙さんびっくりするだろう。

私が必然的に“出会った”んだと。



“運命”は自己責任ですよね。責任持って運命を動かす。私はそう思います。




〓オジサンかなと悩む関高志〓



< 125 / 128 >

この作品をシェア

pagetop