年下の王様
ベッドに座る斗和の目の前に座った。



冷たいフローリングにちょっとビクッとして…。



「泣きそうな顔すんなよ…」



目を合わせたら涙が出そう。



この先、どうなるの?



ねぇ、別れるなんてもうヤダよ?



「あの…ね?」

「ん…」

「亘先生って新任の先生いるじゃん?あたしのクラスの副担の…」

「よくわかんねぇけど…ソイツが関わってんの?」

「うちの向かいに住んでて…近くのコンビニでバイトしてた人だったの…」

「まさか…バレ…た?」



言葉にするのがイヤで小さく頷いた。



斗和の目が泳ぐ…。



そのまま深くため息を着いて頭を抱えた。



あたしだってどうしたらいいかわからない。



斗和も同じ気持ち…。



「理事長に迷惑かけたくない…」

「それは俺も思うけど…」

「理事長に言ったら斗和には言うなって言われたけどムリだった…」

「言ってくれてよかった」



あたし達…これからどうなるんだろ…。



< 376 / 549 >

この作品をシェア

pagetop