年下の王様
それから3日程病院に通った。



休んでた学校にも復帰して、塾にも行く。



夜は陽菜にメールを入れる。



『体調治ったから勉強開始する。なにもねぇ?あっ、好きだからな』



ちゃんと返って来いと願い、メールを送る。



頼むから気持ち、変わんないで帰って来てくれ…。



こんなに必死なんだぞ…。



フラれたら立ち直れる気がしねぇ…。



陽菜がいないとダメなんだ、俺…。



いつからこんなに情けなくなったんだろう…。



恋すると人って弱くなるのか?



とにかく受験頑張って早く卒業しなきゃ…。



俺はいつまでも黙ってるような男じゃねぇはずだ。



陽菜は俺のだって好評して、堂々としてやる。



だからもっと勉強しなければ…。



必死に勉強に明け暮れた。



きっと高校3年の記憶は『受験勉強』しかないと思う。



それくらい、初めてこんなに勉強に夢中になった。



クリスマスも正月もいらねぇんだ。



頑張るのみ。



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