夢の彼方
「家庭教師つけようか」
レジーの言葉に、わたしは目を見開いた。
「家庭教師?」
「ちゃんと会話ができるように徹底的に勉強してもらわないと」
「それはそうだけど―――」
勉強は苦手、なんて子供みたいなことは言ってられない。
それはわかってるんだけど、苦手分野なだけに、気が重い・・・・・。
「ねえママ、きょうお休みなんでしょ?じゃあ買い物に行こうよ!」
里菜の言葉に、紗菜も目を輝かせる。
「行きた~い!いろんなお店見に行きたい!」
「俺も!」
「そうだね、昨日は何も見られなかったし―――」
「じゃあ、6時くらいまでにはまたホテルに戻ってきて」
そのレジーの言葉に頷いて。
わたしたちはN.Yの街に繰り出したのだった・・・・・。