禁断の恋
『好きです!!!』
「はぁ??」
何言ってんだ。
この女。
『好きです!!貴方が!!』
「わり、俺彼女いるし」
『そーなんですか?!』
テンション高ぇ・・・
うぜぇ
無言で歩き出すと
『待って下さいよぉ!!』
可愛がってんのか??
いわゆるブリっ子ってやつ??
「ついて来んな」
『もうちょっとお話しませんかぁ??』
語尾きもっ
しませんかぁ?
って何だよ
「だからさ、来んなって。」
『せめて番号でも!!』
「うざいって君、うざすぎ」
『・・・ごめん、なさい・・・』
シュンとなった女。
俺は家の扉を開き
「ただいま~」
扉を開けっ放しにする。