禁断の恋
「司!お帰りぃ♪・・・あれ?」
女が俺たちを見つめる。
「あの子知り合い?」
「知らねぇ女・・・」
「きゃっ」
亜美を引き寄せて
キスをする。
「ふっ・・・んぅ、だめっ・・・見られっ」
女が目を見開いて
大きなため息を吐いた。
視線を俺等から移して
来た道を戻って行った。
ちゅっ
と離れた俺等の唇。
「も・・・もぉっ」
「わり、」
「今回だけだからねっ」
「はいはい~、あ、今日から毎日カルピス買っておいて」
「え?カルピス?」
「遊の見舞い」
「あ・・・そっか・・・遊君の・・・」
遊の名前を口に出すと
途端に亜美の顔が曇った。
「んな顔すんな。遊なら大丈夫だから。生きんだろ??」
「そーだけど・・・」
「あれは事故だ、亜美は悪くない。大丈夫。」
抱き締めようとしたとき
「―っ」
ビクッ
と亜美の肩が動いた。