禁断の恋

「あ・・・」


そーいえば翔に頼まれてたんだっけ。

ファッション雑誌。


「オジサンッ」

『ん?』

「本屋さんっ・・・行って?」

『ここから一番近いとこでいいかい?』

「うん」


どんなの買えばいんだろ・・・

全然分かんない・・・


『着いたよ』

「ありがとう」


店内へ入ってみたのはいいものの。

買うものがよく分からない。


「店員さんに聞こうかな・・・」

『可愛い子発見っ』


目の前にいた3人の男に目をつけられる。

この人たち・・・結構いい感じじゃない?

聞いてみようかな・・・


「あ、あのぉ・・・」

『何?』

「男の子ってファッション雑誌買う・・・買いますか?」

『欲しいの?男のが?』

「ちょっと頼まれてて・・・」


な・・・何よぉ・・・


『へぇ~彼氏?』

「いえ、友達に」

『こんな可愛い子出歩かせるなってーのーっ』

「はい?」


早く教えてくれなきゃ・・・

帰れない・・・












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