小さな恋
恋心

再会

「優美!おきなさいよ!」

春なのにまだ肌寒い空気をひんやりと感じ

重い体を無理やりおこす。


高校生になったばかりの私は
やっと少しずつ高校生活に慣れ始めた今日この頃。


朝一番に顔をあらい
寝癖のひどい肩よりすこししたの髪の毛を
鏡とにらめっこしながら
ストレートアイロンでのばす。


朝食を食べ歯を磨き
バタバタと身支度をする。

「バタバタするなら早くおきなさいよ。」
そう、母に罵られ

「行ってきまーす」

家を飛び出した。
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop