紙ヒコーキ~君に届け
「ほらよ」
紙飛行機を一つ美幸に渡す
「お前も投げてみろよ?気持ち良いからさ」
「あ、うんっ」
紙飛行機を投げる
それを追いかけるように美幸も投げた。
「うわぁっ」
「な?気持ち良いだろ?」
「うんっ!スカッとするっ」
飛行機を眺めながめる彼女の横顔に
いつの間にか俺は釘付けになっていた。
美幸を変に意識してしまう
気を紛らわすために空を飛ぶ紙飛行機を眺めた。
2つの紙飛行機は寄り添うように
夏の夕焼け空を飛んで行った。