幸せのQuintet


そんな風に練習していたら
いつの間にか日が落ちかけていた。



「じゃあ、今日はここまで!」



練習が終わると私は座り込んだ。



暑さはマシになったとはいえ、今日の練習は一段と厳しかったι


みんなも疲れたみたいだし、大貴くんなんてドラムにもたれて動かない。



「恋美~。お疲れ様!」


歩ちゃんがジュースを差し出してくれた。



「あ、ありがとう~」


私は受け取って一口飲んだ。



すごくおいしい!



< 191 / 263 >

この作品をシェア

pagetop