幸せのQuintet
「ねぇ、洋介は?」
歩ちゃんは私の教室は覗いた。
「まだ来ていないみたい」
城戸くんってたまに遅刻したりするんだよね。
休むことはないんだけど。
すると急に体がフワッと軽くなった。
「朝から何集まってんだよ…」
「城戸くん!」
「洋介…ι」
眠そうに城戸くんが大貴が服の首元を引っ張っていた。
大貴くんはゲッていう顔をしている。
「…相変わらず朝弱そうだな」
有吾くんが城戸くんを見た。