あの日に帰りたい〜第二部〜
ドキドキしながら一服した。のぶひでは「やっぱり食後の一服はたまらねぇな。」と聞いたような口ぶりで、つぶやいたが、心の中は、ビビっている、と私はにらんだ。へたれ同士、へたれの気持ちは手にとるようにわかるのだ。換気扇はつけていたが、トイレの中は煙で前が見えなかった。その時、「ドンドン!」と激しく扉が叩かれた。
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