それがワタシ
ワタシは父親の転勤で東京に越してきた

それは ワタシの環境を全く違うものに変えていった

転入した学校で人見知りなワタシは中々なじめず
よく行きたくないと部屋に閉じこもり母を困らせてた

しばらく経って話しかけてくれた子がいたの

名前はリオ

リオとは気があって毎日一緒にいるようになったんだ

リオは同じ年の子よりは大人っぽくて綺麗な子だった
お金もいつも持ってたし
なんだかワタシには魅力的で、リオみたいになりたいなあってふと思うようになったんだ

リオは先輩の繋がりも多くて
よく男の先輩と二人ずつで遊んだりしてた

先輩達がしてる格好からなにやら全てをワタシ達は真似した

そうしてくうちに無意識に道を踏み外してるワタシ達がいた





過ちってのはさ
過ぎた時にしか感じられないんだよ

罪も
犯してからが罪なんだからさ
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