幼なじみ


「涼くん!こんにちは」
「あ、マリンさん...」
マリンさんは、アイドルグループとモデルをしている先輩。
「マリンでいいよ!よろしくね」
マリンは俺と同じ年で、すぐに打ち解けた。



「じゃあ、おねがいしまーす!」
「すごい!一気に仕事モード?」
「まぁね」
それからはほぼ無言で捕った。




「涼、今日はありがと!また機会があったらよろしくね」
「はい。こちらこそ」
なんか、楽しかったけど疲れた。
「涼、流石だな。マリンとくむなんて」
「え??」
「マリンはかなりのイケメンとしか組まないからな!」
「じゃあ。蓮さんともくんだんですか?」
「あぁ」




でも、蓮さんに申し出て組めるってことはマリンも一流。
俺も蓮さんと組ませてもらえる日が来るのかな。
「涼と蓮もそのうちだな」
「ほんとっすか?」
俺のテンションは急激にアップした。




「じゃあ、涼今日は終わりだ。明日は8時にここな」
「了解です、おつかれっした」
スタジオから出る時に、蓮さんの次に売れてるケンタにあった。
貫禄あったしかっこよかったけど、蓮さんには勝てないと思う。




< 70 / 159 >

この作品をシェア

pagetop