好きすぎた、たぶん。
「何聞き耳立ててたの?」
「違うわよ、あの子意外と声デカいから。それが困るんだけど。」
・・・確かに。
電話だとあいつデカいんだよな。
微妙に。
「可威も?そのラブコール?」
「ちげぇよ。」
「どうだか。」
「なんだよ。」
「こないだスタジオ連れてきてた子じゃないのー?」
「違います。」
・・・ったくどんだけ鋭いんだよ、この女は。
あー、めんどくさい。
「まぁ違うならいいけどさ。」
「何がいいわけ?」
「別に。可威にしてはめずらしい反応見せてるから。」
「そう?」
「うん。スタジオ連れてきたり、あんなご飯作ったり、あんた嫌がる方だったじゃない。」
「・・・そうでもねぇよ。」