好きすぎた、たぶん。


「あー、すずしー。」


「ちょっとあそこ暑すぎじゃない?」


「な。」



昼休憩。



控室に戻ってきた。



腹減った・・・



・・・先一服してくるかな。



喫煙スペースに行くと、先に潤がいた。



お互い特に話すわけでもなく煙草を吸っていた。



・・・・・・。



「あんさ。」


「ん?」



沈黙を破ったのは俺だった。



「昨日さ。」


「うん。」


「夜中に咲来たんだ。」


「家に?」


「そう。」


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