好きすぎた、たぶん。


沢山あるけど、俺が思うこの仕事の1番の利点でこれだと思う。



こんなに大きな歓声を浴びることって、普通の仕事じゃないと思う。



これほどまでに気持ちのいいことってないんじゃないかな。



ライブ最終日も最高の盛り上がりの中、無事に進んでた。



お客さんから俺らがどう見えてるかわかんないけど、意外と俺ってお客さん見る方らしい。



俺らも職業柄ってわけでもないけど、招待されたりでいろんな人のライブに行くことが多い。



特に同じ事務所だったりすると余計ね。



いろんな種類のアーティストがいる。



照れなのか何なのか、正直お客さんを見てない人は全く見てない。



どれだけ歓声をもらって名前を叫ばれても、見ない人は見ない。



まぁ気持ちはわからなくもない。



でも、俺は比較的見てる気がする。



ライブ終わって移動車で帰ってる時、会場の近くにまだライブに来てた人とかいたりするんだけど、意外と「あ、さっきいた人」ってわかったりする。



あんま見なさそうって言われるけどね。



意外と見てます。


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