想い。

友達

あれから桃香とは、今までのことがなかったように、喋ることはもちろん目を合わすこともなくなった。

 周りの友達のほぼ全員は桃香の味方についた。ただ一部の子は私の話をちゃんと聞いてくれて私といつも行動してくれるようになった。

 でも私は桃香といたあの日々がこんなことで一瞬にして壊れるなんて・・・。

まだ信じられていなかった。

 「凛ちゃん・・・???」

 「あっ何!?」

桃香のことを考えていたら友達になった佐崎絵里がはなしかけてきていた。
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