私の王子様☆
「あら~。いたの?そこに」

美咲先輩が言う。

「気づかなかったよね~!雪!」

「うん。そこにいるから悪いんじゃん?」

なんで私だけ?!

もしかして・・・

この二人先生が好きなんじゃ・・・

「おい!篠原!五十嵐!」

先生に言われ2人の先輩は行った。

美咲先輩とすれ違ったときに聞えた言葉・・・

それは・・・

「杉浦先生に近づかないで。」

それはこっちのせりふよ・・・

私が先生の彼女なのに・・・

なんでこんな目にあわないといけないの?!

「芽依?大丈夫?」

「うん・・・美海、舞もどろっか・・・」

そして私たちは教室に戻った。

「芽依?」

呼ばれたので振り向くと・・・

「沙希!」

探していた沙希達が居た。

「どうしたの?なにかあった?」

沙希が聞く。

「実はね・・・」

私はさっきあった事を全部話した。

先生と昔関係が有った事。

そして、美咲先輩に近づかないでといわれた事。

全部話した。

沙希は真剣に話しを聞いてくれた。

「ひどいよね・・・芽依が杉浦先生の彼女なのにね!」

私は幸せ者だ・・・

いい友達が居てよかった・・・

「文句言いにいく?」

「えっ?!」

「このままじゃすっきりしないでしょ?」

確かにそうだけど・・・

文句言いにいくなんて・・・

出来ないよ!

「どうする?芽依」
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