私の王子様☆
「私美咲先輩達に話してくる」

すると沙希は

「芽依がんばれ!」

私はこくとうなづき、美咲先輩の教室に行った。

「あれ?芽依?」

「お兄ちゃん!美咲先輩のクラス分かる?」

「五十嵐?3-A組だけど」

「ありがと!」

お兄ちゃんから美咲先輩のクラスを聞き急いでいった。

ガラ!

3-A組のドアを開けた。

「五十嵐美咲さん居ますか?」

私は言った。

ここまで走ってきたからさすがにきつい・・・

「今は居ないけど・・・名前は?」

「西田芽依です」

「西田芽依・・・おい!」

「あぁ。まちがいねーな」

えっ?

なに?

「あのぉ・・・」

「西田修也の妹か?」

「はい・・・」

もぉ!

そんなことどうでもいいから美咲先輩に会わせて!

そう願っていると。

「あっれ~?西田さんじゃん」

この声は・・・

「美咲先輩!私話があるんです!」

「話?なら屋上行く?」

「はい」

そして私と美咲先輩は屋上に行った。

「で、話してなに?」

「杉浦弘樹は・・・私の知り合いです。だから縁を切れません。この手紙は捨てます」

「は?杉浦先生があんたの親戚?ばっかじゃない?」

「ほんとです!」

バシ!

「いた・・・」

「ふざけないでよ!さっさと杉浦先生と縁を切ろよ!」

「できません!」
< 20 / 26 >

この作品をシェア

pagetop