LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様教師が旦那さま!?
キャンプ場に着いた時には
もう午前0時を過ぎていた。
バンガローの扉に手をかけた。
力が抜けていた。
内側から、引っ張られた反動で
身体が扉と一緒に持っていかれる。
理事長と同室のバンガローには
クラスの生徒全員が寄りそっている。
「先生!!」
一斉に駆け寄ってくる生徒達。
「先生優衣は!!
優衣はどうなんだ。
どうなんだよー。」
生徒のひとりが突っかかってくる。
そういえば、真鍋 潤と
朝倉優衣は幼なじみだったな。
「すんごく仲がいいんだよ。」って
よく希愛が言ってたっけ。
「もう大丈夫だ。ケガもたいした
ことない。 今日は念のため入院するが
2~3日で退院できるらしい。」
「よかった~。優衣にもしもの
ことがあったら俺・・・。
本当よかったよ。」
真鍋が安堵の表情を浮かべる。
俺は、希愛を目線で探した。
きっと心細かったに違いない。
希愛は涙を流していた。
抱きしめてあげる事
の出来ないもどかしさ。
その夜は眠ることが
出来なかった。