天国からの恋文
after 5 years
七海。
俺はけして泣かないよ。
七海が、
俺を見てかなしまないように。
一番悲しいのは
七海だもんな…。


「おいっ!」
尚の声がした。
「おいなんだよ!」
降り続いた雨が止んだ。
「本当かぁ?」
いい知らせだった。
そう
七海が1日だけ
病院の外に
出れる事を許可してもらった。

七海は、
俺のおさななじみで
俺の初恋を教えてくれた
大切な女の子だ。
七海は、
昔から心臓が弱く。
昔から家より病院に
いる方が多い。

はっきし
いちゃうと
顔は、普通。
でも優しい奴で
笑顔だけは、
誰にもまけねぇ。
俺がいうのもなんだけど。
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