水色の記憶(更新中)

家庭教師


その夜

「やーばーいよー!!
数学とかわけわかんないっつーのー!!(泣)」

あたしは机の上の教科書とにらめっこ状態

……かなりヤバいです

「ピンポーン」

インターホンが鳴った

健ちゃんだっ!!

「ミキ~、入るよ?」

「うん!!」

ガチャッ

なんかドキドキする…

この前までしょっちゅうお互いの部屋出入りしてたのに…

「ど?
勉強進んでる?」

「……」

健ちゃんがあたしのノートを覗いた

真っ白なノート

「はい。わかった。」

情けない!!

自分が情けない!!

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