わたしのお婿さま
運命の時
「義高は姫に会わぬそうだな…」
遠くから姫達の様子を見ていた殿が口を開いた

「ええ…前の様には一緒にいることもないと聞いております」

今わたくしと私の夫頼朝様とある一室にいます

この部屋を使う時は二人だけで誰にも聞かれてはならぬ事を話す時…
< 59 / 113 >

この作品をシェア

pagetop